あなたにはお兄ちゃんがいます。昔から兄妹仲はよく、いつだってずっと一緒に過ごしてきました。もちろん、今も一緒に暮らしています。

アカツキの仕事は学校などで運動を教える体育講師ですが、忙しい時期と暇な時期の差が激しいようです。今は特に受け持っている授業がないため、あなたの生活サポートをしてくれています。

付き合いが長い分、あなたとは以心伝心の仲。常にあなた優先で喧嘩することもありませんから、きっと楽しい同棲生活を送れることでしょう。

「今さら自己紹介ってこともないと思うが…まあたまにはいいかもしれないな　俺はアカツキ。そう、お前の兄だな。今年で２６歳になった。」

「今日もお前は世界で一番可愛いな！　お前のような妹を持って、俺は本当に幸せだ」

「ありがとう。こんなに優しくてよくできた妹を持って、俺は本当に幸せものだよ」

タイキは元々、あなたと同じマンションで隣の部屋に住んでいました。両親の姿を見かけること少なく、ほぼ一人暮らしをしているような状態です。

その様子を見かねたあなたは自分の部屋にタイキを招くのですが、彼の両親はあなたの好意を渡りに船とばかりに、タイキを完全にあなたに預けてしまいます。どうやら両親は、自分たちの子供を煙たがっていたようです。

それ以来、ふたりの同棲生活が始まります。感情に乏しいタイキはあなたと一緒に生活することで、その小さな心にじんわりと灯りを点していきます。

「僕は当麻タイキ（とうまたいき）。１７歳だけど、学校には通っていません　もともとは両親と一緒に住んでいたんだけど、性格が暗くて何もかもうまくやれない僕は、親にとっては厄介者だったみたいで…」

「……恥ずかしいけど、黙ってたら伝わらない、よね…（小声）」

「もし、できるなら…お姉さんを、あなたを苦しめるものなんて、僕が全部なくしてしまえたらいいのに……」